5番目が、
商店街・個
店活性化推進事業ということで、これは従来からやっているものでございますが、
商店街にも
シャッター商店街と言われるような
状況が生まれている。
客離れといいますか、お客さんがなかなか
商店街に行かないという
状況が生まれております。そういったことから地域の中での
商店街ということで何か方策を考えていく。具体的には、イベントの促進あるいは
商店街が合同でやられるようなものについての
支援をしていくということでございます。
6番目でございますが、
取引促進事業ということで、これは従来から
受発注相談という
事業をやっていたわけでございますが、そこから一歩踏み込んだ形で括弧内にもありますように、今までどうしても弱かったマーケティングの方にも力を入れる。あるいは、両方の求めるものをマッチングさせていくような形での
事業促進を進めていこうということでございます。
ここには直接的には書いてございませんけれども、
産業経済部と財団との
役割分担でございますが、
大田区の
組織としての
産業部は基本的には企画、計画を行う。それの実動をやっていただくのが
産業振興協会の方であるという大まかな
役割分担がございます。両方が協力し合う中で進めていくという
部分もあります。個々の
事業では、これはどっちという
部分もないわけではございませんが、両方が協力して進めていくとご理解をいただければと思います。
○
委員長 今、
理事者から
資料に基づいてお話がありましたが、その
キャッチボールをしているといろいろとあれですので、そうではなくてよく
委員の
皆さんは勉強をしていただきたいということで、この流れの中でお聞きなさるのはいいと思うのですが、一応これは報告としてこういう
状況ですよということの
説明にさせていただきますがよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 お願いいたします。
では、まず当
特別委員会の今後の
目標及び
方向性というものをある程度認識していく必要があると思うのですが、その
テーマの絞り込み、その
テーマに沿って進めていったらどうかなと。ですから、その
テーマをどのようにつくっていくかということを各
委員の
皆さんと
キャッチボールをしながら、次の
一つ一つの
テーマをこなしていくという全体像の中で進めていければいいと思うのですが。
また、ご存じのように
調査目標は
特別委員会を設置するときにきちんと文書で
特別委員会の
設置動議が書いてございますけれども、それに沿った形の中で
お願いできればと思います。今後のそうした施策を今
理事者の方からもありましたけれども、この部が直接行われている
事業とこの実動的な
産業振興協会、それが体系的にどうなっているのか、個別的にそれが成果を得ているのか、そういうことも必要になってくるのではないかと思います。そうした中で、
中小企業の
実態、そしてある程度の
調査研究も必要でございますし、その中では
大田区の中の
商工会議所とか
大田工連とか
商連とか各
団体等の動きを把握しておく必要もあると思うのです。
またこの中で、そういう
状況の中でやはり
一つの
事業、
企業を営むのにはその血液になる、循環する
金融関係ですね。そうしたものもやはり銀行とか信用金庫、信用組合、
政府機関と
かまた保証協会がどんな動きでこれからなっていくのかということも多少触れるべきではないかと思うのです。
そんなことを含めながら、この1年間の設置された
特別委員会の中で、ことし中には中間的な報告をできればいいなと思っております。もちろんその中には、その
実態として
経済構造改革特区の問題も連動して含まれてくるのですが、それに伴う視察、そういうものも範疇に入れながら
お願いをしたいと思います。ですから、なるべく精力的に行いたいと思いますので、月に2回ぐらい
委員会を、1回は
キャッチボールをやりながら、また1回は
現地視察をしながらその
実態をつかんで、そして進めていく、このような考え方でいきたいと私は思っておりますが、
方向性としてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 よろしく
お願いをいたします。
では、各
委員の
皆様方に当
委員会に対する
意見・
目標、そういうものをある程度この
委員会に望むことにつきまして、きょう急に言われたからといってなかなかという方もおいでになるかもしれませんけれども、多少最初の指針というかその
テーマの1
項目にもしていただきたいと思いますのでご
意見を
お願いできればと思いますが。いかがでしょう。
◆高橋
委員 やはり我々の立場は、区民の
工業・
商業者の方々の声をいかに具体的に区の
事業の中で反映させるかということだと思うのですけれども、
大田区の20数億の予算では、やはり
大田区の
産業振興はできるわけがないので、都や国への働きかけが重要ですし、
国際化を含めて
観光事業とか
大田区独自では無理だと思うのですけれども、また反対に
現場をいかにこの
委員会の中で
中間報告とおっしゃっていましたけれども、具体的な
事業として提案をし、実現できるかということの詰めをぜひやっていかなければいけないのではないかなと思うのですけれども。やはり
現場を見ないことにはどうしようもないので、まず
創業支援施設を具体的に見させていただいて、
創業支援施設が今まで既存のあそこで新製品・新
技術といいますけれども、ベンチャーの
成功率は3%といっているぐらいで、なかなか身になっていくというのは難しいと思うのですけれども、やはり
町工場や
商店を見ていると既存の商売や
事業のあり方、これをいかに新しいものに
商店や
工場の
アイディアと工夫で切りかえていけるかというその
ソフトランニングみたいなのが大事なのではないかなと思っています。また、
創業支援施設を見ながら具体的な提案を提示していける方向がよろしいのかなと思います。
○
委員長 今、
高橋委員からお話がありましたように、
資料として
中小企業緊急対策特別委員会の運営の検討、一部
皆様方に、一応たたき台ですけれども配付させていただいております。ではこのことについて
事務局の方で、
北村係長、
説明をしていただけますか。
◎
調査担当係長 それでは、私の方からこちらの
資料番号1の
審議事項についてご
説明いたします。その
審議事項の表の中には、審議の
項目、それから
項目が左側、右側の方にはどういったような具体的な策があるのかなということが書いてあります。それから、私の方では各
審議事項のどういったところが問題であるのかとか、どういったところに
必要性があるのかというところをお話したいと思います。
それではまず一番初めに、質の転換、
高度化というところですけれども、
ものづくりの需要というのは常に多様化し変化しております。そしてさらに高品質の製品が求められています。こうした需要に当然対応していかなければ、
企業としては生き残ることができませんので、新たな
技術、より高度な
技術力を持つことが
企業というのは常に求められていると。
企業の
技術開発支援、
産学連携の
推進、
企業間や
あと企業と
公的機関の
共同研究の
推進などの
企業の
技術の質の転換、
高度化に対する
推進の
支援の必要があるというところです。
2つ目、
元気中小企業の研究というところですけれども、まず長引く不況の中でも苦戦を強いられている
中小企業ばかりではなく、成長をしている
企業もございます。それらの
中小企業について研究し、どういったところで不況の中で元気なのか、
調査研究して探っていき、その成果をこれから発展をする
中小企業の経営に少しでも役立てばというところです。
3番というのは、
融資制度の見直し。現在、
中小企業に対する
融資制度は
金融機関の
融資と、区を初め都・国など多くの
公的融資制度が整備されているところです。しかしながら、
公的融資制度については主体が先ほどいったように国と区、いろいろと複雑であったりして非常にわかりづらいというような問題がまず1つあります。それから、民間の
金融機関につきましては
バブル経済崩壊後、多量の
不良債権を抱えて
金融機関自体の体力が相当衰えている。このため
中小企業に対して貸し渋り、貸しはがしなどの
実態が多く指摘されているところであります。また
民間金融機関が
中小企業に
融資する際には、
中小企業経営者個人の保証が求められるという
実態がございます。こういった結果で
中小企業が倒産した場合の
経営者のダメージが非常に大きいという問題が起きているところもあります。
その次に、他との
連携です。こちらについては、
企業1社のみで活動していても、これからのニーズを発見することはなかなか容易ではありません。同業種、異業種の交流、それからまた
産学官の異なる立場における
連携、さらには他の
地方工業都市との
連携、こういったように他との交流、
連携を
きっかけに、また内容に刺激を受けることによって新たなもの、新たな発想・
技術を生み出していく
きっかけとしていくことできるのではないかというところです。
次に、
観光資源としての
中小企業をというところです。
観光協会の設立も近くに予定されているところです。
大田区においても
地域産業の
活性化において観光の果す役割の期待が高まっている。その中で
産業のまちの
大田区が持つ
工場や区の施設、いろいろな
現場があります。また、高い
最先端技術のノウハウを持っています。そういったものを
観光資源として利用して、地域の
活性化を図れる
可能性があるのではないかという
項目でございます。
次に、
羽田空港の
国際化についてでございます。最近、
国土交通省が年内に羽田からソウルへの
シャトル便の
運行方針を決めました。さらに、空港再拡張後の
平成21年、2009年には中国や韓国など
アジア中心とする近距離の国際線の就航の方針が決まったところでございます。当然、これによってビジネスチャンス、それから
外国人観光客の増が見込まれております。
羽田空港の
国際化がもたらす
経済波及効果の研究をして、区の
産業の向上の
可能性を探っていくということでございます。
その次に、
集客力を高めるために。
集客力を高めるということですけれども、実際全国の
商店街の中、
大型店の進出に伴い苦戦をしているところもあるという話もありますけれども、逆にそういった
大型店の進出になっても、より
にぎわいを増して活気が出ている
商店街もあるようです。しかし、一般的に閉店した店ばかりが並ぶ
シャッター商店街という言葉も一方では最近生まれています。客が減る、売上が減る、閉店をする。そしてまた客が減り、売上が減り、また閉店をする。こういった
悪循環が見られると。この
悪循環を断ち切る方法、
にぎわいのある
商店街に復活する方法を探っていく必要があるのではないかというところです。
次は、
経営改善のためにというところでございます。若手の
工場主や
商店主が集まって互いに自主的に
経営等に関した
問題点を見つけ出して、アドバイスをし合うような自主的な
グループがあり、実績を上げているという事例がございます。こういうように
経営者が自主的に取り組む活動を始めていると。こういった取り組みについて研究し、またそういったことを
支援していく方策があるのではないかというところです。
次に、
後継者育成です。現在、
若年層を中心として
ものづくり離れの傾向が続いています。
大田区の
中小企業でも
後継者の育成が困難になっているという
状況が1つございます。この原因の1つとして
若年期において、
ものづくりの体験が乏しい、
現場を見る機会が少ない、ものをつくる楽しさを知らない、こういったことが原因だとして考えられるのではないかと。今、私がお話したことにつきましては、
緊急対策という
意味合いからちょっと外れるところがあるかもしれませんけれども、現在
東京商工会議所が行いましたアンケート結果でも、現在の
中小企業については
後継者が不足しているということが指摘されているところでございます。
○
委員長 資料の
説明でございますけれども、先ほど
高橋委員からご
意見をいただいたのですが、そういうような形でこの
資料も
一つの参考として、この
テーマも絞り込んでいきたいと思いますので、ざっくばらんに
皆様方の今までお思いになったそういう問題についてご
意見をいただきたいと思います。
◆小原
委員 いわゆる
中小企業というのですか、いわゆる
商工業の厳しさをいわれて久しいのですけれど、なかなか妙案といいますか、いい案がないのはこれはどこでも共通したあれで、内容というのですか、非常に複雑だと思うのです。単純な理由でだめになったという
ケースというのはないと思うので、それを複合的にいろいろ重なり合ってだんだん衰退してきているような気がするのです。そういう
意味では、
高橋委員がおっしゃったように、
本当の
現場というか
本当の苦しみをつぶさに聞かないと何となく、要するに今、
中小企業の
運営検討ということで
説明を受けたように、ご自分の
努力不足でだめになった
部分もあるでしょう。それから、
後継者がいないということで改めようという意欲がうせているという
ケースもあるでしょう。それから、
融資そのものが悪くてだめになる
ケースとかいろいろとあると思うのですね。だからそういう
実態を
本当に細かく知る必要があると思います。
それと同時に、やはり
現場の方、それから
中小工業の会長とかそういう
クラスとかよりも、もうちょっと中堅的な
クラスの方との
本当の
話し合いも私らとしては必要なのではないかなと思うのです。なかなかその会長というか代表が、必ずしも
皆さんの声を代表しているとは思えないという
ケースもあるのです。ですから、そういった
意味ではちょっと細かくなってしまうし、どこまで範囲を広げていいかということはあると思いますけれども、そういった
本当の
実態を知るのであれば、そういう上の方の
クラスの方とお会いするよりも
本当に意欲があればそういう方にも参加できるような会を持てれば、
本当の生の姿が聞けるのではないかなと私は思います。ですから、ぜひ、あまりただ広げすぎてしまうと何もしないで終わってしまうような一年間ですから、普通は原則としては月1回、ないしは多くても2回ですから、そう多くのことに広げてしまうと無理かもわからないですけれど、とにかくもうちょっと
実態を知りたいなと私は思います。
◆清水
委員 私も
大田区だけの努力というのは大変厳しいものがあるのではないかなと思います。昨年11月だったと思うのですが、集会がありまして
工連主催でしたか、そこにも行かせてもらったのですけれども、やはり
本当に何とかしてほしいという声がそこでもありましたし、私も地元では一番聞くのは大手が海外に移転してしまって
仕事がずっぽり来なくなってしまったとそういう例をたくさん聞きますので、いろいろ
産業再生戦略プロジェクト講演会、こういうのももちろん大切だと思うのですが、特に
大田区の場合には大
企業の下請、孫請をやってらっしゃった方が非常に多いと思いますので、区だけの努力だけではなかなか難しいという
部分もありますので、やはり
中小企業庁への申し入れだとかそういうのも区独自として、やはりやっていかなくてはいけないのではないかなと思います。
現場の声、おやじさん社長さん、社長さんといっても一人でやったり二人でやったりしている
工場の
人たちの声をもっと聞くことも大事ではないかなと思います。
それともう
一つ昨年、やはり
工業フェアというのがPIOであったときに、それにも参加させてもらって、
大田区の
本当にすばらしい
レベルというのを見せてもらったのですが、そこに参加した人が今ごろになって日暮里の方から
仕事が来たという話を聞いたのですね。
フェアが終わった後いろいろなところから話があったというのは、もちろん聞いていたのですが、また年が明けて今の時期になってもう何とか
仕事をしてもらえないかという声があったなどという声も聞いて、やはり
大田の力の水準を、
レベルの高さをアピールするそういうのもとても大事だと思っています。
ちょっと私も
勉強不足なので、勉強させてもらいたいと思いますけれども、やはり今、
本当にきょう、あすどうしようという人がたくさん多くいらっしゃる。
創業支援に入れた方、
羽田旭小学校に入った方、たくさんの応募があったということですけれども、その数も大変大事だと思うのですが、もっと多くのきょう、あすどうしようという
人たちの声もやはり聞くべきではないかなと思いました。
○
委員長 ほかにございますか。
◆藤原
委員 私も
高橋委員や
小原委員と同じように、特に
大田は3つの団体がありますね。団体というか、
工連、
商連、それから
東京商工会議所。こういうメンバーとの
話し合いもやらないといけないだろうし、時によっては、今の国の平沼さんなんかにも直接この
委員会として要望したり、また
意見も聞いたりして、先ほど
平野部長の方から出された今年度の
重点項目の中をどれだけ
支援できるか、この
委員会としていろいろ研究して、そういうこともありますので、まずそういうこの
現場というか
大田区内でやっている方たちの
意見も聞いて、それをどう反映させることができるかなと思いますので、大いに
一つはそういう
意味での懇談・
調査もできたらなと。また、この
委員会だからこそできるかなと思っているので、そういうことを私も思っています。
◆水井
委員 とりあえず、この
委員会で一年間をどういうふうに分けて
スケジュールを組んでいくかというのが一番大切だと思うのですよ。だから
皆さんが今言ったように
商連、
工連、あるいは元気な
企業とか、
絶滅寸前の
企業とかありますから、それをどのくらいの時間を費やして何回ぐらいそういうところに話を聞くとか、
調査をするとかいうことをして、そして
最終目的は我々何をすればいいのかということを決めておかないといけないと思うのですね。提言をするのか、あるいは国にやってちょうだいということにするのか。だからそういうことをきちんと一年間の
スケジュールをまず決めてから、
皆さんの言ったようにいろいろなところに行って
実態を浮き上がらせて、それで
大田区内の
中小企業の
対策についてはどうしたらいいのかということと、
あと提言だとかそういうことをやるようなのが
最終目的にやっていかないと話があっちにいったりこっちにいったりすると、こういう
項目一つ一つだらだらだらだら話をしていても私はよくないなと思っているのですね。だからその
スケジュールをぴしっとしてもらいたいなと。だからこの中で
皆さんと話し合って、何回ぐらいをそういう
調査にするのか、それから
あと行政の仕組みが、例えば
中小企業に対してどういうことがやられているのかとかいうこともひとつ出てくると思うのですね。それではこの辺をこういうようにしていったらいいのではないかという提言だとかいうことができるから、その
スケジュールを先にまず
皆さんで決めてもらいたいのです。
◆奈須
委員 今、
水井委員がおっしゃっていたとおりだと思うのですけれども、この
中小企業の
緊急対策というときに大きく分けると、やはり現在ある
企業に対して何ができるかということと、それから起業という側面と大きく2点に分けて考えていったらいいのではないかなと思うのですね。現在ある
中小企業に対して何かできるということでは、やはり
金融面であるいは
人材面でとか、先ほどおっしゃっていたような
企業同士の
連携ですとかそういったものを
産業プラザでやってみたりとかいろいろな
アイディアがあると思うのですが、大きく既存のものあるいは起業とか、それから羽空などもこれから創設するという
意味では起業の分野に大きく分けると含まれると思うのですけれども、そうした視点でとらえていってはいかがと思うのですがどうでしょうか。
◆岸田
委員 私も
水井委員が言われたように、最初まず、
最終目的に何をやるかということを決めて、それから
スケジュールを決めていった方がいいかと思うのです。そして私はまさに
中小企業緊急対策ですから、緊急に今必要ということを考えると、例えば先ほども他の
委員の方が言われたのですけれども、昨日も私は大森東のある
企業に行って、その会社はもう成り行かなくなってもう整理するのだという中で原因は、第1点は先ほど清水
委員が言われたように、まずは親会社がその製造の拠点をほかに移してしまったと。それからあと2点目は、これはもうバブル崩壊して
金融機関が約12年以前に盛んに借りろ借りろと、逆に貸していたわけです。それで
仕事がなくなった途端に
金融機関が手を引いて、逆には貸しはがしの
状況が今現在具体的にあるわけですから、私は
中小企業緊急対策という中では、私自身が考えるのはまず金融
支援かなと、新たな緊急的な対応としては
大田区独自の金融
対策というか金融システムをつくる必要があるのではないかなと考えておりますが。
◆荒川
委員 いろいろなご
意見がありますけれども、岸田
委員が今緊急の
支援対策としては
金融面だということを、そのシステムづくりといっても私はこの一年間でこの
委員会が果たしてそれができるのだろうかということが一番。できもしないことを一生懸命やってもしょうがないわけであって、やはりできることからまずやっていくということを考えれば、
産業経済部として今現在立ち上げている
部分、先ほど
高橋委員から話がありました
創業支援、そういう
部分のまた延長線ですとか、この一年間で
産業経済部自身がお考えになっているようなこと、そういうことを1つのベース、その中に例えば
羽田空港の話があったりということがあるのかもしれませんけれども、先ほど
水井委員が言われたように
スケジュールを立てて、要するに
委員長が先ほど言われたように1カ月に2回ぐらい
委員会を開いてというお話ですけれども、せいぜい20回そこそこしかできないわけですね。その中で何ができるのか、またこの
特別委員会を設立させた意味合いを、やはり成果を出していかなければいけない。その成果を出し得る1年間で、ある
意味1年間限定、これがまた引き続いて
特別委員会を継続してということも考えられなくはないわけでありますけれども、できればこの1年間で
委員の
皆さんとともに、
大田区の今現在目指しているところ、いわゆるネガティブな
部分ではなくてポジティブな
部分で成果を出していけたら一番よろしいのではないかなと。いわゆる金融
対策面だとか何だとかということになると非常に大がかりでありまして、システムづくりというのは、私は現状で
特別委員会の中で論議し追いかけていくということは非常に不可能に近い話ではないか。むしろ常任
委員会の方でそういう
部分はきちんとやっていっていただいて、
特別委員会の方ではどういう
部分を私どもはやっていければ、1年間で成果を出せていけるのかなということを
事務局の方で出していただいた
部分をセレクトしていく必要があるのではないかなという感じがいたします。
◆伊藤
委員 今、おっしゃったのもよくわかるのですが、ただ今現状ある金融のシステムを新しくつくるのは確かに時間的には難しいとは思いますが、今あるシステムがきちんとその目的どおり機能されているかどうかの
調査ぐらいはする必要があるかと思います。そして、先ほどもお話に出ていましたけれども、私自身もずっと
中小企業をやっていましたので、
現場のことはある程度わかるのですが、そういう
現場の民間人からしますと、やはり景気が悪くなったのはある程度役所のせいだとか、政治のせいだという言いわけをするわけですね。そして片や役所の方は、個々の店のだとか個々の
工場の努力が足りないと。そういうお互い相手のせいになすりつけるような
部分があるように感じます。ですからやはり全体の中でここは行政がやるべき
部分、ここは個々の
事業者がやるべき
部分というものをはっきりと明確にして、この場では行政としてこういう形の、例えば
技術の革新の協力とか
支援とかという
部分は行政が行うのだと。だけど実際に
技術を向上させるのは、その
事業者なのだという明確な線引きをする必要があると思うのです。例えば先ほどの
商店にしても、売れないのはその品物が悪いのか、それとも売り方が悪いのか。高いいい品物を置いてあっても売れないのはなぜか。その辺で行政として何が
支援できるのかというところで、例えば営業の機会だけを行政は与えてあげましょうと。そこに売れる品物を持ってくるのは、自分たちが努力をしなさいというそういうきちんとしたすみ分けができれば、その普通の
事業者の方も努力
目標みたいなものがはっきりとすると思うのですね。そういった提言が
現場にとっては有効ではないかと思いますので、この
委員会の目的の1つにそういう
部分も据えていただけたらと思います。
○
委員長 一通りご
意見をいただいたのですけれども、つけ加えて。
◆清水
委員 大田区議会だよりの
特別委員会のところに、
中小企業のこの
特別委員会の趣旨
調査目的ということで書かれているところが、もう既に区民のところに配られているわけです。大変期待の声もあります。そこに金融政策はもちろんのこと、新
技術の開発、導入、雇用の創出などの
支援策、区内地域の再生、
活性化を図るための
緊急対策を講じる必要があり
調査研究しますと。結論というかすぐに1年間でこの
委員会でこうなったとでき上がったものがというのではなくて、それに向けて
調査研究していくという
意味合いの要旨がここに書かれ、区民の
皆さんのところにいっていることもありますので、ここでいう金融政策、新
技術の開発、導入、創出、それをやはり目的としてこの
委員会を形成しなければいけないかなと思うのです。
○
委員長 荒川
委員がおっしゃったのは、その1つのシステムを変更してやっていこうと、それはとてもではないよと。国とか都とかいろいろな行政の中で絡んでおりますので。そうではなくて、今伊藤
委員がおっしゃったように、今金融がきちんと果たされているのかと、それに対する成果はどうなのかと。だから
金融機関の姿勢とかそういうものに言及する
部分というのは、結構インパクトがあるのではないかなと思うのです。
◆荒川
委員 金融政策の面は、先ほど副
委員長が言われたように、例えば国の方に
大田区のいわゆる中小零細の現実を踏まえて要請を出していくだとか、また東京都に対して、また私どもの
大田区における金融政策の欠落している
部分、これはもう当然そういうことをベースにやっていく必要があるだろうと思うのですね。それは
委員会の運動論としてやっていけばいいわけで、私は将来的な基礎固めといいますか、基礎の
部分、ベーシックな
部分で私どもがやれる
部分が、今
大田区にはたくさんその素材があるのだろうと思うのです。それを1つの成果、1年間で成果を出すというのは1つの大きな総仕上げを、西野区長が総仕上げと言っているけれど、その総仕上げをしましょうよという
部分ではなくて、ベーシックな
部分においてもきちんとした
羽田空港の
国際化だとか、跡地の問題などということを先ほど奈須
委員が言われたお話ですと、ベーシックな
部分を今、手を打っておかないと
大田区のカラーを私たちの
委員会でこういうものを求めているのだというベーシックな
部分をやはりきちんと確立していく必要があるのではないかと。それは1年間でそういう
部分はできるのだろうと思います。今までのエアフロント・シティ21ですとか、それから臨空タウン構想があるわけですよ。それが、我々が区議会議員になった当初、大変古いお話であって、今の時代性にそれが果たして合っているのかどうか、そういう
部分も含めてエアフロント・シティ21のプランだって、大変な予算をかけてプランニングしたわけであります。時間と経費をかけて。それが今の時代に果たして合うのだろうか。これからの
羽田空港の跡地だとか、
国際化という視点と乖離があるのではないか。今私どもが新たにそういうプランをやれる時期に、射程距離に入ってきたような気がするのですね。だからそういうものをベーシックな
部分でつくりあげていくということも必要なのではないかなと。そんな
意味合いで先ほど申し上げたのであって、金融政策そのものをやらないとか否定しているわけではなくて、それは緊急の課題として、当然のごとく一年間取り組むべきではないかと思っております。
◆水井
委員 今さっき、
スケジュールをというのは、もろもろのいろいろなものがあるわけですね。それを
一つ一つ今ここで取り上げて、あれがいい、これがいいと言っていると船は進まない。
中小企業のまず
実態を
本当に知っている人がいるのですかというと、意外と一面は見ていても一面は見ていないというのがあるものですから、せっかくこういう
委員会ですから、その
スケジュールをまず外に向かっていろいろな話を聞いたり
調査をしたりする時間をまず決めてもらう。そこで
本当に今緊急に取り組まなければいけないものが出てくるのか。あるいは将来に向かってどういうことがあるのかというのをそこで初めて浮き上がらせて、そして机上にのせて話をして、結果として出していくという
スケジュールを決めてください。今、この場で金融でございます、その新しい起業でございます、
事業を起こすのだとか何だとかということをここの今この時間でやっていても、また次のときに同じ話に絶対なってしまう。だから、まずそういうことをどういうふうに
スケジュールを決めて、では実際にいろいろな
大田区の
企業に対して
調査をしていく。あるいは
工場に出かけていって話を聞くとか何とかとか。そういう中で、おそらく金融の問題とか、近代化の問題とか、跡継ぎの問題とかいろいろなものが出てくると思うのですよ。だから、それを決めない話ではないとここでいくらここでこうやっていても、ここでターゲットを決めて1年間やっていくという方法もあるかもしれないけれども、
中小企業の問題というのは、
本当にきちんとどこが病巣だから今だめなのだよというのを判断できるところというのはないと思うのですね。だから、国も
中小企業庁なんてあってもわけがわからないのだから。だから、そういうことを我々
大田区の
委員会でせっかくこれをつくったのだから、そういうのを浮き出させてどうやっていくかということをやっていった方がいいと思いますよ。
◆岸田
委員 今の
水井委員が言われることは、そのとおりだと思うのです。ただ私はやはり第1回目ですから、各
委員の思いというものを十分議論した上で、それでやはり
現場に臨んで
皆さんの認識をある程度一致させるという必要があるのではないかなと思うのですが。
◆荒川
委員 現場論があるのですが、先ほど
商店にしても
工場主にしても我々知っているわけですよ。地域の中においては。ではそこでなぜ買い物をしないか、買いたくないから、消費欲がわかないわけでだれが見ても、それをまんじりともせず何十年もそれでよしとして
仕事をやっているのですね。そういう方に改めてこうやった方がいい、ああやった方がいいと言っても、その人が代が変わらない限り変わっていかないということも、我々
商店においても
工場においても理解しているわけですね。つぶれるべくしてつぶれているという形が、やはり多い。バブルのときは作業服を着て銀座までお出かけになるような散財したような方々が、私の周りにたくさんいるからね。蒲田の町を徘回してですね。ですから、身分不相応なことをすれば必ず落とし穴がその後に待っているというのは、はたから見ていてもおもしろいことをやっているなとわかっていたわけですよ。そういう
事業主のところにお邪魔してお話を聞いても愚痴しか出てこないわけで、世の中を恨む話しか出てこないで、我々がおしかりを受けるような、改めて行けばそんな
部分しか出てこないので、やはり積極的にできれば取り組んでいるところに対して
調査をかけていくというか、新しい
大田区の
産業の
方向性を見出していきながらも、我々が
委員会としてやるべきところをこの1年間でやっていきたいなと思うのですね。この
委員会そのものを誕生させた
意味合いがあるわけでありますし、あえて1つ
特別委員会をふやしたわけですから、そういう
意味を踏まえて時間的な制約もあるし、やれる範囲のことがあるかと思いますので、できれば
水井委員が言われるように
スケジュールをしっかりと立てていく必要が私はあるのではないかなと思うのですね。だから、1つの
テーマでもって追いかけていっても、1カ月で断ち切れてしまう、3カ月で断ち切れてしまう。では次に
テーマをということもあるかもしれませんけれども、どういう形で
スケジュールを逆算して追い求めていく必要もあるのではないかと思うのですね。継続、継続ではないけれども。4年間一致ずっと継続していくような
委員会ではないはずなのです、
特別委員会というのは。うちの
特別委員会は、緊急がついているから、やはり1年間である程度目に見える形の
特別委員会をつくってよかったなという成果を生んでいきたいなと考えるのですけれどね。
◆高橋
委員 私も今、清水
委員の
融資制度の話も聞きましたけれども、ただ緊急の
意味が今困っている人の火消しだったり、延命だったりそういうことではないので、この
委員会は。これからやはり未来志向というか、先に向かって一歩を踏み出せる
きっかけづくりを提案してあげるのがよろしいのではないかなと思うのですね。また、
大田区
産業経済部に提案するのは議会で各議員が提案すればいいことなので、これはやはり東京都とか国とか最終
フィニッシュの着地点はいかに引き出せる申し入れをするかということが最終着地点ではないかなと思うのですがね。
◆小原
委員 私も金融の
融資というと、必ず金銭的なことを注ぎ込めば解決するようなことを言っているのだけれども、例えば100万、200万つぎ込んだとしてもただ単に数カ月命を延ばすだけというのであれば、やはり65万の区民から預かった税金の使い方としては、非常に偏った使い方になってしまうと思います。ですから、個人的な同情としてはそういうことは結構だけれども、やはり私らの場合は、議員としてはちょっと冷静になって、先ほどから出ているようにそのシステムでどこか都合が悪いところがあったら、これは当然私らの範囲で変えられるところは変えるし、またいわゆる上部、東京都や国の方へどんどん
意見として上げるのは、これは結構だけれども、やはり個々に困っているという
ケースはちょっと置いた方がいいような気がします。だからもうちょっと冷静になって、例えば金融のことだけを考えるのであったらちょっと違うのではないかなと思います。その
現場に行くといっても、ただいきなり行っても先ほど荒川
委員が言ったように愚痴だけ聞いて帰ってくるのでは、そんなことはそこら辺で飲んだり食べたりしているときに聞いている話を私らがわざわざ
委員会としていくべきではないと思うので、そういう
意味では1、2回勉強してからある程度絞って
現場に出て行くという必要があるのかなという気がいたしますけれどもね。
◆藤原
委員 今、金融問題とかいろいろありましたけれども、当然常任
委員会の中に
産業経済を扱うところがあるから、その中で大いに問題解決をするために頑張ることはあると思うのですけれども、私は大体年間計画でいくと3回ぐらいの、かつて
産業ビジョンというのを
大田区は8年ぐらい前に出したことがあると思うのです。それで一定のこの
方向性を出して、ずっとこの間やってきているわけですよね。ですからビジョンまでいくかどうかは別としても、この
委員会の中でいろいろとこの
大田区内のいろいろなものを研究
調査して、そうしたビジョン的なものが来年の1月以降に議論されるようなことになればと思います。そうなると大体
大田区がやろうとしている方向も、今
大田区の主な大体3つか4つの団体の意向も少しは反映されているはずなのです。こうやっていこうという。ただそういう
意味でも私は
現場というよりもそういう団体の声をまず聞いてみて、その中でこういうものが当てはまっているのかどうか、この検討課題が当てはまっているのかどうかを聞くと。やはり緊急
特別委員会として、
ものづくりとしてはやはり
大田区は日本一だと思うのです。やはりそういう
ものづくりの日本一を発展させていくという方向で、みんながなるほど
大田区議会の
特別委員会はすばらしい、すぐにならなくてもそういう明かりが見えるかなというのが出せれば私はいいかなと思っているというのがあるので、例えば2カ月か3カ月はそういう声を聞いたりするとか、それからあとは集中的に1つの
テーマを絞って議論して、最後にはそういうビジョン的なものが来年になったら、この
委員会で議論できればという感じはある。先ほど
水井委員からあった年間計画という問題には、そんな感じを私はしますけれども。だから1つは、次の
特別委員会までに一定のものを我々持ち帰って少し研究もしたりしてこないと、きょうこの段階で議論できるものをすべて出し切るかどうかというのは、私も年間にしてももう少し勉強をしたいという気持ちがあるのですけれども。
方向性は、私は賛成ですけれども。
◆荒川
委員 副
委員長が団体のお話しをされましたけれども、団体は各党予算要望のときに毎年毎年会っているわけですよ。その各種団体の話は、それぞれ各党で日常的に聞いている話をあえて私どもの
委員会がまた改めてお会いをしてということは、これは先方にも大変時間の無駄というか失礼になるし、ではそこから何が見出せるのかというのが毎年毎年のお話とそれほど変わらないのではないかなと。一度ここにも出てきているような
産学官というか、産学公というような
部分で、ひとつ新しいいわゆる
大田区でなければできないような話が芽吹いているわけですから、そういうものをもっと花を咲かせていくというような形、具体的な形で当
委員会がどうお手伝いをしていけば、それが花開いていくのか、そういうようなことをやっていった方がむしろ1年間としては出てくるのではないかなと。ただ愚痴をお話する時間も我々も各団体から、そうすると、やれ何々の団体の話を聞かなければ、団体というのは数多くあるわけですからきりがないので、それだけで1年間を我々の
委員会が費やしてしまうということになりかねないから。それも日常的に私は存じ上げていることであるから、あえて当
委員会でやる必要はないのではないかと思います。
◆高橋
委員 そういう
意味では、異業種交流
グループとか、また大学が参加しているということなので、よく
大田のまちを歩いているというのは早稲田大学の教授とかいろいろな方がいらっしゃるので、大学との懇談というか、異業種交流
グループとの懇談というのは、今までにないメニューなのではないかなと思うのですが。
◆小原
委員 今、
高橋委員が言うように、大賛成なのだけれど、要するにちょっと視点というか発想を変えないと、それは先ほど荒川
委員が言って同じ人の
意見をいくら聞いていても全然発展しないわけね。それで少しでも感覚を変えるためには、やはり違った
意見が聞かれるような
人たちが入った会がつくられればすごくいいと思うね。だから意外と人のことであれば、意外と冷静な
意見を持っているかもわからないから、だから
工業なら
工業だけの人をやってしまうとそれだけの発想になってしまうから、意外と違った感覚で答えてくれるような会が持てれば私はいいと思うのだけどね。
◆水井
委員 私はさっき
現場と言ったのは、ちょっと私の話し方もよくないから勘違いされているのかもしれないけれども、その
現場というのは何も今まであるような団体だとかそういうことを聞くということよりも、今そういう
スケジュールが決まれば、どういうところの話を聞きにいって、どういう考え、どういう
方向性があるのかとかという
調査をその
スケジュールのこのときにやったらどうですかという
スケジュールを決めてくださいと言っただけであって、どこそこの
工連だ、
商連だ、
商工会議所だ、何だっていうのではなくて、そういうところも当然聞かなければいけないときも出てくるかもしれないけれども、要するにそういう
スケジュールが決まったらどういうところに話を聞きにいきましょうか。例えば、新しい
技術に取り組んでいるこういうところがありますよと。では、そういうところに行ってみようとか、学校ではどの程度
産業に対して取り組んで勉強している、あるいは研究しているところがあるのかとかというそういうことも含めて私は言ったのであって、だらだらだらだらその
経営者の愚痴だけ聞きにいくということを言っているのではなくて、そういうことをやってからいろいろなことをみんなで話し合う、いろいろな結果を出していこうではないかというのはどうなのですかということであって、堂々めぐりしないために言っただけで。
◆藤原
委員 私はこの主に
大田の3団体の
皆さんの言うことを愚痴だと思わないのですよね。それはそれとして
意見だと思うのです。やはりそういう団体があって、
大田区もそうした団体といろいろなやりとりも行政側もやっていて、今日あるわけですよね。私は何も小さいところまですべて行けといっているのではないのです。そういうトップのところがあって、そうした人の
意見をまず全体で聞いて、それでなおかつ必要があれば文字どおり優
工場に行くとかいろいろなことができると思うのですけれども、私が思うのは
町工場のおやじさんの一人一人の愚痴を聞くということではなくて、そういう団体が集約しているもので、
大田区でどう反映させてもらいたいかとかあればそれは聞くということは、この
委員会としては必要だなと私は思って言っているのであって、何か
大田区内の全部の団体に、それから私は愚痴という言葉ではなくて、社長さんたちの
皆さんの願いはそれはそれとして悩みであり、そういう要望であると思うのですよね。私はそう思うのです。
◆水井
委員 そういうのを聞くなと言っているのではないのですよ。そういう
スケジュールを決めて、どういうところに聞きに行こうかということ言っているだけであって、そういうことを今副
委員長が言っているようにこういうのは悩みなのですよと、みんな悩みありますよ。だからそういうことをどこに聞きに行きましょうかというのをここで決まれば、
スケジュールが決まれば、どうするというのはもうやぶさかではないわけですよ。それを全部遮っているわけではないわけだから、その辺を勘違いして聞いてもらっては困るということです。
◆荒川
委員 水井委員が先ほど来言われているように、やはりタイム
スケジュールが決まっているのだから、逆算して、せっかく
事務局の方で我々の
調査案件のものをこれだけどうでしょうかというのでつくっていただいているわけですから、これを絞り込んでクロスオーバーするようなこともあるかもしれないけれども、いわゆるタイム
スケジュールを逆算しながら
スケジュールを立てていくというようなことを作業的にやっていただいた方がいいと思うのですよね。
例えばこの秋ぐらいまでの時期をこんなふうな運営の仕方をしていくだとか、季節を打ってでもいいですから。
それはちょっと
委員長また副
委員長とご相談していただいて、
理事者の
意見も聞いて、きょうはだからそれは出せません。こういう話の延長線でこうやりましょうよというのはなかなか難しいから、できればただ受身の
理事者ではありませんので、優秀な
理事者がおそろいだから、できれば当
委員会でこういうことをやっていただければというご希望も当然あるだろうと思いますから、そんなことも含めて、それぞれ各
委員がきょうご
意見を出されていらっしゃいますから、それを総合して
方向性を見出していただいて、次回の
委員会でご提示をいただけたらなと思うのですが、きょうはちょっと難しいと思いますね。
意見を述べる程度で、ということになるのだろうと思いますが。
○
委員長 ただいま荒川
委員から大体まとめのような感じで話をいただいたのですけれども、きょうはそういう
意味で各
委員の
皆さんのおっしゃるように思い、そういうものをお話いただいたのだと思います。そういう
部分を集約しまして、そしてその中からまたこちらの方でも一応たたき台として
テーマを出させていただきましたけれども、そういうことで今後の
テーマと
スケジュール、そういうものをあわせても20回、精いっぱいやっても20回ですから、ございませんのでその辺の
スケジュールも組み立てながら進めさせていただきたいと思います。
それで次の
委員会までにそれをご提案させていただくよう、また正、副
委員長並びに理事の方にそのまとめをやらせていただくことでよろしければ、そのように精力的に次の
委員会までに提示できるようなことをさせていただきたいと思うのですが。いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 よろしいですか。
◆藤原
委員 1つだけ。先ほど
高橋委員からあった羽田旭小跡の
創業支援施設、もし次回の
委員会のときに、もしそういうところに行けるのなら、行ければ、出ているから
意見として。それでスタートして、その問題を含めて議論したらどうかなというふうに。
○
委員長 その辺の問題につきましても、正、副
委員長と理事の方にご一任いただいて
スケジュールを考えさせていただくということで副
委員長、よろしいですか。そのように
お願いしたいと思います。そうした
意味では、視察を含めて検討等を行いまして、今年度の第4回
定例会には
中間報告をまとめていきたいと思いますので、
委員の皆様のご協力をよろしく
お願いを申し上げます。
では、きょうのところ、次にお諮りいたしますが、継続
調査要求書の提出についてお諮りいたします。本臨時会最終日、議長あてに継続
調査要求書を提出することでご異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきました。
次回の
委員会の日程は7月11日10時と7月31日木曜日10時からということで決めさせていただきます。
では、以上で
中小企業緊急対策特別委員会を閉会いたします。
午前11時15分閉会...